オートレーザー

オートレーザー

床や柱等の傾きを調査するもので、計測の結果傾きが1000分の6以上の場合建物の沈下や、構造上の何らかの問題が発生している可能性が高いと判断しますので原因を調べる精密調査が必要になる場合が多いです。
床の場合、居室の中央部又は隅部に計測点を決め、計測点間の距離3m以上の部分で計測を行います。 柱の場合は、柱の上部及び下部に計測点を定め、計測点間の距離2m以上の部分で計測を行います。
いずれも、『計測値の差/計測点間の距離』が1000分の6以上かどうか調査行います。

ウォールスキャナー

ウォールスキャナー

鉄筋コンクリートの基礎や、鉄筋コンクリート造の躯体内部の鉄筋の有無や鉄筋間隔を調べるもので、コンクリートの中に鉄筋が入っているか、入っていないかでは建物の強度や寿命は大きく変わります。コンクリートは圧縮には強いが、引っ張りに弱い材料で、鉄筋はその逆で引っ張りには強いが、圧縮には弱い材料です。両方の良いとこ取りしたものが鉄筋コンクリートなんです。 もちろん鉄筋の間隔が狭い方が、コンクリート中にたくさんの鉄筋が入っているので強度は強くなり構造上有利になります。通常、木造の鉄筋コンクリート基礎の場合20cmピッチか15cmピッチの場合がほとんどなので、ホームインスペクションを行う場合もその数値に近いかどうか調査しています。

水分計(含水計)

水分計(含水計)

木材にどの位水分が含まれているのか測定する機器で、数値が低い程木材が乾燥している事となります。
通常工事現場で使用される木材で、構造材や下地材に使用される物で20%以下 仕上げ等に使用される造作材で18%以下が適切といわれています。
含水率が20%を超えると、木材の強度が落ちて、木材の腐朽や白蟻が発生する事にもなりますので、私の行うホームインスペクションでは構造材の含水率が20%以下かどうかを注意してチェックしています。

赤外線サーモフラフィー

赤外線サーモフラフィー

赤外線を放射して、温度変換行い温度分布を画像表示する機材で、低温は青色で表示され、高温になるにつれ赤色で表示されます。
特徴として
①調査面の温度分布として捉え、可視化情報として表示できる。
②調査対象物から離れたところから、非接触で温度測定ができる。
③リアルタイムで温度計測ができる。
上記特徴の温度差の違いを利用して、壁内部の筋交いの有無・断熱材の充填状況・雨漏りの有無・外壁タイルやモルタルの浮き等が破壊しなくても調べる事ができ非常にすぐれものな機材です。こちらの機材はオプションにて設定させて頂いています。

一級建築士の公認ホームインスペクターが住宅診断致します

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